(株)オフィスサポート

ワークショップ体験

先日近くのモールで、活版印刷のワークショップを体験して来ました。


今はほとんどオフセットやオンデマンドによるプリントです。そんな現代に、昔を懐かしむ(そんな事はない、いい風合いの印刷です)活版印刷をorgan活版印刷室ワークショップにて体験しましたのでレビューします。

活版印刷を若い人は知らないから、若い女性から可愛いという言葉をよく聞きますが、昨日も先客は10代の女の子でした。早速店の名前を名入れしようと、活字を探し始めますが老眼の私には逆さ文字の活字は手強い相手でした。めがねを外して五十音順ではなくいろは順の活字収納箱とにらめっこ。たった9文字のカタカナの活字を拾うのに10分もかかり、やっと完成。後はKappanistの香文さんに組み版してもらい無事手動の印刷機にセット完了。
インクの色も自分の好きな藍色、続いて美濃和紙と洋紙の計5種類をセレクトし、いざ用紙をセット。
レバーを手間へにぐっと引くとインクがついているローラーが活字の上を通って活字にインクを載せそのまま和紙の上にぴたり!最後はぐいっと一押しすれば和紙に圧着する感じが気持ちいい!
そしてレバーを元に戻せばできあがり。
すこし擦れた感じの藍色インクが、表面がエンボスの和紙に見事プリントされました。
1枚刷るのにずいぶん手間はかかりますが、この工程がとっても楽しいし、インクのにおいや擦れ具合、文字のへこみがなんともいえない、貴重な体験でした。
今回お世話になったORGAN活版印刷室さんは、最近TVにも良く取り上げられており、ご存知の方もお見えになるのではないでしょうか。
昔ながらの活版印刷で、味のある名刺を作りたい方は一度ご相談されたらいかがでしょうか。
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