2007年に日本で発売されて以降大人気の消せるボールペン「FRIXION」。
今では世界累計10億本を超えて販売されている化け物文房具です。
そんな中独占市場の消せるボールペンに殴り込みをかけたのが三菱鉛筆の「ユニボールアールイー」が2017年1月27日より発売されたのでフリクションと比較してみました。。
サイズはほぼ同じ。重量も実測の範囲では同じ。重心設計も持った感じや簡易計測では多分同じだと思われます。
主な違いはフリクションはクリップ部でノックするのに対し、ユニボールは所謂ノック部(頂点部分)でノックをします。
最初はキャップが付いています。
消しゴムにあたる部分もノック部になっていますが、消す時(上下逆さまにした時)にはノック部が固定され、「消そう!」と思ったのに消しゴムが引っ込んでウザい…といったことにはなりません。(デルガードERと同じような機構だと思われます。)
書いてみるとインクの色や消え具合、書き心地はほぼ一緒。フリクションイレーサーも使えました。
試した感じではフリクションの替芯をユニボールには入れることはできませんでしたが、ユニボールの替芯をフリクションには入れることができました。
ノックが重いのが気になりますが、フリクションを使っていて消しゴムを押してしまい痛い!といったストレスはなさそうです。
また、基本的にはシャープペンシルのように消しゴムを使うときはキャップを外すという使い方が推奨されているのですが、そのキャップの開け閉めが若干面倒。フリクションイレーサーを使うといいのかもしれません。
あとはインクの持ちがどうなのか?といったことが気になりますが、そこについてはちょっとまだ検証できていません。
ただ、パッと見のインクの量からするとユニボールのほうが長く筆記できそうな印象。
スタンダードなフリクションボールノックが定価で1本230円に対してユニボールREのスタンダードなものは1本180円と価格差があります。
替芯はフリクションは1本120円、ユニボールREは1本100円ですが、フリクションのよく見る3本セットは300円で1本あたりは同じ値段に。
キチンと芯を替えながら使っている人には積極的に変える理由にはならないかもしれませんが、本体ごと使い捨てている方は試してみるといいかもしれません。